「育休ってどれくらい取るのがいいんだろう..」
「育休取らない人もいるし、別に取らなくてもやっていけるだろうか..」
と思っている人は多いと思います。
そこで、今回は、妻の産後3ヶ月目から1ヶ月半の育休を取得した私がその感想について徹底レビューさせていただきます。
育休を取る前は、
と感じていました。
ですが、育休を1ヶ月半取った今では、
というようなかんじで、パパも育休を取るべきだと思いますし、私は取って良かったと思っています。
ですが、育休を取得する期間を間違えたなど反省した部分もあったため、それについてもお話したいと思っています。
それではどうぞ!
![可愛いベビー1](https://yururi-yururito.com/wp-content/uploads/2024/12/52-1024x683.jpg)
なぜ育休を取ろうと思ったのかについて
1つずつ見ていきましょう。
奥さんから「育休を取ってほしい」という要望があったから
妊娠したときに、育休を取ってほしいということは奥さんから言われていました。
![ゆるり妻](https://yururi-yururito.com/wp-content/uploads/2024/07/s512_f_object_174_0bg-150x150.png)
育休取ってほしいんだけど、取ってくれるよね?
![ゆるり](https://yururi-yururito.com/wp-content/uploads/2024/07/s512_f_object_174_0bg-150x150.png)
あ、うん。
勿論!!!
正直に申し上げると、部署内でも育休を取っている人は見たことがなかったため、本当に取れるかどうかは微妙でした。
ですが、最近になって社会全体でも男性も育休を取得する流れになっていましたから、取得できるだろうなとは感じていました。
産後の大変な期間を支えてあげたいと思っていたたから
産後は大変だということはなんとなく聞いていました。
ネットで検索すると、
「出産は全治1〜2ヶ月の交通事故にあったような状態と同じダメージを負う」
「産後のホルモンバランスの乱れで産後うつになる」
などなど..産後は体を休めるためにゆっくりすべきだということが書かれてました。
ゆっくりさせるのは旦那である私の役目だと思っていましたから、育休を取ることには私自身前向きでした。
近くにお互いの両親がいなかったから
働いていない両親がいれば、妻と一緒に子供を見ててもらうこともできたでしょう。
ですが、お互いの両親はまだ働いていますし、離れた場所に住んでいました。
そのため、自分達でなんとかするしかないと思っていました。
![可愛いベビー2](https://yururi-yururito.com/wp-content/uploads/2024/12/51-1024x683.jpg)
なぜ1ヶ月半の育休だったのかについて
1つずつ見ていきましょう。
育休期間が賞与支給月で、1ヶ月以上取れば社会保険料が免除されるから
賞与支給月の末日を含んで、連続して1ヶ月を超えて育休を取ると、賞与の社会保険料が免除されるんです。
詳細は、以下の通りです。
ボーナスの社会保険料は、ボーナス支給日の末日を含んだうえで、連続した1ヶ月を超える育児休業等を取得した場合に免除されます。
例えば、7月にボーナスが支給される場合、7月31日を含んで連続1ヶ月以上の育休を取得すれば、社会保険料が免除になります。一方、7月1日~7月30日など末日を含まない場合や、7月20~8月15日など1ヶ月を超えない場合は免除になりません。なお、所得税や雇用保険料は通常通り控除の対象です。
育休中でもボーナスはもらえる?減額されるケースや控除についても解説 https://mynavi-agent.jp/dainishinsotsu/canvas/2024/05/post-1274.html#:~:text=%E9%A1%8D%E3%82%92%E7%B4%B9%E4%BB%8B%EF%BC%81%E3%80%8D-,5%20%E8%82%B2%E4%BC%91%E4%B8%AD%E3%81%AE%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%82%B9%E3%81%AB%E5%AF%BE%E3%81%99%E3%82%8B%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E4%BF%9D%E9%99%BA%E6%96%99%E3%81%AF,%E9%80%9A%E3%82%8A%E6%8E%A7%E9%99%A4%E3%81%AE%E5%AF%BE%E8%B1%A1%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82&text=%E3%80%90%E9%96%A2%E9%80%A3%E8%A8%98%E4%BA%8B%E3%80%91%E3%80%8C%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%82%B9%E3%81%AE%E6%89%8B%E5%8F%96%E3%82%8A%E9%A1%8D%E3%82%92%E8%A8%88%E7%AE%97%E3%81%99%E3%82%8B,%E3%81%A8%E4%BF%9D%E9%99%BA%E6%96%99%E3%82%92%E8%A7%A3%E8%AA%AC%EF%BC%81%E3%80%8D
私は7月の頭から8月のお盆前まで約1ヶ月半の育休を取得しました。
そのため、賞与の社会保険料が免除されました。
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この制度のことは事前にしっかりと調べていました。
丁度育休期間と被るということで、それなら7月から1ヶ月と少し取るようにしようとの話となりました。
社会保険料とは、健康保険料と厚生年金保険料のことですね。
このときもらった賞与額だと、通常であれば社会保険料で約10万円程引かれるのですが、その分は免除されていました。
これは使わないと損だなと思いましたね。
同じ部署内で育休を取っている人がいなかったため、短め?の取得にした
まず、私の職場では、そもそも育休を取ったことがあるという人がいませんでした。
そのため、育休期間をどのように決めたらいいのかがわかりませんでした。
また、知人の話を聞いたところ、育休を半年取ったら違う部署に左遷されたという話をこの頃に聞いていました。
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そのため、自分もそうなるのではないかという不安が少しあり、悩みに悩んだ末、1ヶ月半の取得にしました。
(本当はもっと取りたいという気持ちがありました)
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なぜ3ヶ月目から育休を取得したかついて
育休は3ヶ月目から約1ヶ月半取得しました。
その理由は、産後2ヶ月は実家で過ごしたいと妻が希望していたためです。
出産も地元の産婦人科で行いました。
妻は2ヶ月地元で過ごした後、戻って来て私も育休を取るというような流れですね。
そのため、3ヶ月目から育休を取得することになりました。
産後1〜2ヶ月の妻の実家で起こったことについて
2日目からワンオペ生活のはじまり..
私としては、妻の母が度々休んでくれて、子供を見てくれるんだろうなと考えていたんですよ。
里帰り出産するんですから。
退院後、ベビーと妻で実家に帰ってきたその日は仕事を休んでくれたのですが、2日目からは朝から晩まで仕事でした。
土日は私が片道50kmを毎週通っていたため、そのときばかりはワンオペではなかったですが、平日5日間は完全ワンオペでした。
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そりゃそうですよね。
60歳手前で責任のある仕事についていますから、簡単には休めないですよね。
期待する方がおかしいです。
毎週妻の実家に行くたびに、妻が育児に疲れ切っていくのが伝わっていました。
その結果、育児ノイローゼに..
産後1ヶ月もしないうちに、育児ノイローゼになっていました。
育児ノイローゼについては以下を参照してください。
育児ノイローゼとは、子育て中に疲労感や気力低下、育児への負担を強く感じている状態です。育児不安や育児ストレスと呼ばれる場合もあります。
育児ノイローゼの主な7つの症状
1.なんとなくイライラする
2.悲観的な考え方をする
3.気力がわかない
4.物事への興味がなくなる
5.子どもがかわいいと思えない
6.眠りたいのに眠れない
7.食べたくない・食べ過ぎてしまう
育児ノイローゼとは?うつ病との違いやなりやすい人の特徴を解説|チェック表付き https://ashitano.clinic/childcare-neurosis/
![ゆるり](https://yururi-yururito.com/wp-content/uploads/2024/07/s512_f_object_174_0bg-150x150.png)
妻に聞きましたら、「7.食べたくない・食べ過ぎてしまう以外は該当してた」
とのことでした。
育児ノイローゼは神経症の一種であり、一時的なストレス反応のようなものです。
ですが、悪化すると産後うつ状態になる可能性もあるため、放って置くのはとてもまずいと考えられます。
精神的にまいっている中で、平日に1人で子育てさせていたのはとても申し訳ないと思っていました。
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2ヶ月目にもなると体の不調としても表れてきていました。
毎日朝になるとひどい胃痛がしてきて、午前中はその痛みが収まらなかったようです。
自分のケアもままならない中での育児となっていました。
乳腺炎の発症
育児ノイローゼだけでなく、産後の3週間目と7週間目に2回乳腺炎を発症していました。
1回目のときは微熱だったのですが、2回目は38℃の高熱が出て、ガタガタ震えていたようです。
2回目のときは1日だけ妻の母が休みを取ってくれたのですが、正直妻も限界だっただろうと思います。
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妻には何回も、「育休取るの早めてくれない?もう無理なんだけど」と言われていました。
仕事の都合もあり、それは叶わなかったのですが、、
3ヶ月目から取ったのは間違いだったなと思いました。
マミーブレイン..?
土日に妻と話していて感じたことがありました。
![ゆるり](https://yururi-yururito.com/wp-content/uploads/2024/07/s512_f_object_174_0bg-150x150.png)
あれ..?
いつもと違うな..
大丈夫かな?
と感じていました。
ネットで検索してみると、「マミーブレイン」が該当するようでした。
「マミーブレイン」という言葉は、医学的用語ではなく一般的に産後の女性の忘れっぽくなる特有の現象のことを差し、産後のママのお悩みで相談されることがあります。
最近の研究では、妊娠と同時に脳の変化が始まり、産後にはホルモンの影響もあって、脳が7%ほど萎縮することが分かってきました。
マミーブレインは、産後の脳の変化や睡眠不足、疲労などによっておこります。おおよそ産後半年から2年で軽快しますが、それ以上続く場合は、産後うつなどの病気が隠れている場合があるため注意しましょう。
産後のマミーブレイン https://www.shindoh-clinic.jp/blog3627
産後のメンタル低下や身体的負担を抱えながら育児をすることはとても大変であることがよくわかります。
![ゆるり](https://yururi-yururito.com/wp-content/uploads/2024/07/s512_f_object_174_0bg-150x150.png)
そんな状態で育児をしてもらって、本当に感謝ですね。
(重要)育休取るなら〇〇のときから〇ヶ月間は取れ
これらの経験からですが、ゆるりの出した答えとしては、
というようなかんじです。
出産して、その後4〜7日間程度は入院してから退院となります。
そのため、退院する日から育休を取るのがいいでしょう。
そこからは妻のためにも、子供のためにも育児に専念しましょう。
また、取得期間は最低でも3ヶ月間が望ましいと思います。
その理由は一般的に3ヶ月経つと育児がだいぶ楽になってくるからです。
その理由は以下のようなことです。
![ゆるり](https://yururi-yururito.com/wp-content/uploads/2024/07/s512_f_object_174_0bg-150x150.png)
4ヶ月目でも大変は大変ですが、少しずつ子育てに慣れてくるんだと思います。
この頃から感情表現が豊かになってきて、より子供にも愛着が持てるようになってきます。
そのため、育休期間として3ヶ月は最低でも欲しいところです。
育休そんなに取れないよという場合..
妻に聞いてみました。
![ゆるり](https://yururi-yururito.com/wp-content/uploads/2024/07/s512_f_object_174_0bg-150x150.png)
育休3ヶ月も取れないって人もいると思うんだけどさ、
じゃあ1週間なら取れるって場合、やっぱり産後の退院のときから取ってもらうのがいいよね?
![ゆるり妻](https://yururi-yururito.com/wp-content/uploads/2024/07/s512_f_object_174_0bg-150x150.png)
そうね。
産まれたばかりは生活リズムもついていないから夜泣き対応も辛い。
また、体もあちこち痛いので、どうせ取るなら初めの方がいい。
ただ、1週間は全然意味ない。
取ってないと同じ。
という少々厳しめの返答でした。
ご参考までに。
会社への対応等について
育休取得は安定期に入ってから報告
安定期(妊娠5ヶ月)に入ってから上司に話しました。
![ゆるり](https://yururi-yururito.com/wp-content/uploads/2024/07/s512_f_object_174_0bg-150x150.png)
部長、今お時間よろしいでしょうか。
![部長](http://yururi-yururito.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
はい、何ですか?
![ゆるり](https://yururi-yururito.com/wp-content/uploads/2024/07/s512_f_object_174_0bg-150x150.png)
私事ですが、現在妻が妊娠しております。
◯月に生まれる予定なのですが、1ヶ月半程育休を取得したいと考えています。
問題ないでしょうか。
![部長](http://yururi-yururito.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
おお、いいと思います。
〇〇くんの権利なので、家族のためにも育休は取得してください。
というような会話の内容だったかと思います。
同じ部署内で育休を取得した人はいないと聞いていたため、育休を取れるかどうか不安だったのですが、すんなりと育休を取得することができました。
少し不安だったのは育休終わりの復帰後..
私の知人が体験した話だったのですが、
![知人](http://yururi-yururito.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
育休を半年取って、復帰したら部署異動された。
現場仕事で左遷を意味していたので、速攻転職した。
という話を聞いていました。
そのため、自分ももしかしたらそういった処遇があるのではないだろうかと少し不安でした。
ですが、そういった事は全くありませんでした。
![ゆるり](https://yururi-yururito.com/wp-content/uploads/2024/07/s512_f_object_174_0bg-150x150.png)
これまで通り同じ部署で働くことができています。
まあ当たり前なんですけどね。
少し怯えていたのですが、何もなくて良かったです。
少し後悔していること..
私が育休を取得した後に、少ししてから育休を取った男性の後輩社員がいました。
その後輩には育休についていろいろ相談を受けていたのですが、育休期間を聞いたところ、約1ヶ月の取得だったんですね。
![ゆるり](https://yururi-yururito.com/wp-content/uploads/2024/07/s512_f_object_174_0bg-150x150.png)
自分の1ヶ月半の育休期間が一つの指針になっているな..と感じました。
本当はもっと育休を取りたい気持ちがあるかもしれないのに..
申し訳なく感じましたね。
まあそんなことを彼は気にしていないかもしれませんが、自分だったら先輩が取った育休期間って参考にしちゃうだろうなと思います。
そのため、2人目の育休のときにはこれから続く人のためにも、できるだけ長く取りたいなと思っています。
育休を取った感想
![ゆるり](https://yururi-yururito.com/wp-content/uploads/2024/07/s512_f_object_174_0bg-150x150.png)
とても楽しかったの一言につきます。
やることはかなり多いです。
掃除、料理、洗濯、洗い物、育児をできるかぎりやっていました。
ですが、愛する妻と子供のためにやることですから、とてもやりがいがありましたね。
私も2人目ができたら、是非ともまた育休を取りたいと思っています。
育休を取ろうか悩んでいる方に向けて
育休を取るかどうか悩む理由ってなんでしょうか。
これは人それぞれなので、私がとやかく言うことではないのかもしれません。
ですが、その悩む理由が会社の上司からの評価が気になるからということであれば話は別です。
子供が幼いうちは、保育園の迎えで残業が思うようにできなかったり、急な発熱での早退などで会社を休んだりする必要性が出てきます。
![ゆるり](https://yururi-yururito.com/wp-content/uploads/2024/07/s512_f_object_174_0bg-150x150.png)
ママに任せていれば、仕事のことだけ考えていた時代はとうの昔に終わっています。
パパも子育てしながら働かないといけないのです。
そのため、何度も上司や同僚に頭を下げて休む必要があります。
上司の目なんて本当に気にしていられません。
子供を持つということはそういうことなんです。
そういったことを考えると、むしろ育休を取って、
![上司](http://yururi-yururito.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
〇〇くんは育休も取得して、保育園の送り迎えもするのか。
今どきのパパは大変だな。
仕事だけしていればよかった私の時代とは違うんだな。
という風に思われたほうが楽です。
仕事もするけど、子育てもする人だという印象付けを持ってもらうためにも育休というのは有効な手段だと思います。
妻、子供のためだけでなく、自分のためにも育休を取るのがいいと思います。
もし、左遷されるようなことがあったら、退職するのが今後のためにもいいでしょう。
そんな会社、今からの時代やっていけません。
![可愛いベビー4](https://yururi-yururito.com/wp-content/uploads/2024/12/49-1024x683.jpg)
まとめ
1ヶ月半の育休を取った感想についてレビューさせていただきました。
特に重要なポイントをまとめますと、
![ゆるり](https://yururi-yururito.com/wp-content/uploads/2024/07/s512_f_object_174_0bg-150x150.png)
育休はとても楽しいですし、幸せな時間です。
奥さんや子供のため、そして自分のためにも育休取ってみませんか?
以上、ご覧頂きありがとうございました!